【脱初心者】普通登れない?ボルダリング「5級」達成したら十分すごいという話

【脱初心者】普通登れない?ボルダリング「5級」達成したら十分すごいという話

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ボルダリングを始めて最初に絶望すること。そう「5級」の壁です。初心者だとほぼ到達できない領域。この記事はひたすら5級はマジですごい!という内容をお伝えしていきます。ずっと5級で停滞していて萎えている人や、なかなか5級が登れなくて自己肯定感が下がってしまっている6級クライマーに読んでほしいです。

 

5級はすごい」と再認識して自己肯定感を上げちゃいましょう。そして、本当に「5級」はすごいです!では、いきましょう。

 

 

ボルダリング「5級」到達がすごい理由

O-DAN

ボルダリングを始めて5級に到達できる人の割合を考えてみましょう。統計データがあるわけではないので、個人的な感覚でしかありませんが、ボルダリングを始めて5級に到達するのはかなりレア。それほど壁が大きいです。

 

ただ、「5級」といってもジムによって難易度に差があるのでこれという正解はないですが、今回は一つの基準として「PUMP」系列で「5級」をクリアできるという基準でお話します。全く馴染みのない地域の方は本当にすみません。

 

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理由
  1. ムーブの理解がないと厳しい
  2. 絶対にクリアするというメンタル
  3. ジムに通う習慣

 

ムーブの理解がないと厳しい

O-DAN

ボルダリングというスポーツはただやみくもに登っていればいいわけではなく、「ムーブ」という概念を理解する必要があります。

 

ムーブとは?ボルダリング中の体の動かし方のこと。さまざまな種類のムーブがあり、課題によって「ムーブ」の使い分けをすることでスムーズに登れるようになります。

 

6~7級までは正直力技でイケる課題もあると思いますが、5級からは「ムーブ」を理解して課題に挑まないと攻略は厳しいです。例えば、身体が振られて落ちないようにするために「スメアリング」という動きを取り入れたり、手で持てるホールドは足も置けるという発想の「手に足」だったり。細かいホールドの持ち方だったり、、他にもいろいろありますが、深く「思考」しないとクリアできないのが「5級」。

 

つまりボルダリングへの理解がないとクリアできません。決してマグレでは到達できない領域です。

 

絶対にクリアするというメンタル

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マグレで到達できないということは、「挫折」する人も多いということ。ボルダリングの「難しさ」を痛感して絶望します。ここで心が折れてやめる人がほとんど。腕は痛いし、クリアできないし、つまらないからやめるか、、6~7級を順調にクリアしていき「余裕」をかましていた人も、どんどん退場していくので、ここまで残っただけでもうすごいです。決してあきらめない精神力を持った人間だけが「5級」に辿り着けます。

 

ジムに通う習慣

5級をクリアするには、何度もボルダリングジムに通う必要があります。ジムに通うという習慣もなかなかハードルが高いもの。習慣化に失敗する人がほとんどですが、「5級」を達成した人は物事を「習慣化」できる人。すごいです。

 

ボルダリングは「5級」から面白くなる

そんな修羅の道を突き進まなければ到達できない「5級」ですが、ボルダリングは「5級」をクリアしたあたりから楽しくなります。

 

習慣化して「4~3級」の中級者を目指す

ボルダリング「5級」をクリアした人が次に目指すはもちろん「4級」。5級をクリアできた人なら、ジムに通う習慣も根付いていると思うので、「4級」はもう射程圏内!中級者到達はすぐそこです。「4級」に到達するのにもまた一つ大きな壁がありますが、初心者~5級のハードルに比べると低いはず。やっぱり0→1にするのが1番労力を使いますからね、、

 

セッションに参加できるようになる

よくボルダリング上級者が数人でワイワイ課題に向き合っているのを見かけませんか?「5級」をトライしているレベルになると、セッションと呼ばれるものに参加できるようになります。

セッションとは?同じ課題を複数人で登ること。

 

1人で淡々と課題に立ち向かっていると、同じ課題にトライしている人との出会いがあります。自分と同じような場所でつまずいている人が居ると、「やっぱりあそこ難しいですよね」と会話が弾むし、会話をしているうちに「そんなやり方あるんだ」と新たな視点を得ることもできます。

 

こんな感じですかね?」と試行錯誤しながら一緒に同じ課題を登っていると親近感が湧き、「ボルダリングって楽しいなー」と思うことも増えてきます。専門用語も覚えてくるので、会話もスムーズ。セッションができるようになると、ボルダリングの楽しみが加速します。

 

外岩の課題とも戦えるようになる

O-DAN

ボルダリング=ジムではなく、ジムが後で外岩が最初です。外岩なんて登らないよと思っている人もぜひ1度行ってみてほしいです。ジムの課題はコロコロ変わりますが、外岩は基本「不変」。

 

数々のクライマーがトライした歴史ある外岩は、非常に尊いもの。身体的特徴や得手不得手があるので、一概には言えませんが、「不変」の課題だからこそクライマーの強さを唯一可視化できます。

 

外岩にハマるとこの課題を登るために生きるという「」ができるので人間としてブレにくくなるかも。そんな外岩も初心者では全く歯が立ちませんが、「5級」を登れるくらいになると、簡単な外岩ならクリアできる実力は既に手に入れています。外岩を覚えるとさらに楽しさが広がりますよ!

 

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初心者から見たら神レベル

photoAC

 

初めてジムに見学に行ったとき、なんか逆さになって登っている人間の姿を見ると初心者は唖然としますよね。どうなってるの?と口をポカーンと開けるしかなくなります。逆さになって壁を登っていく「ルーフ」という課題が出てくるのも「5級」くらいから。自分にとっては当たり前に登っている課題も初心者から見ると「びっくり人間?」くらいのインパクトがあります。

 

ボルダリング「5級」を達成するのはすごい

以上の理由からボルダリング「5級」達成はマジですごいということをお伝えできたかなと思います。そして「5級」の壁を越えることで、また世界が広がります。脱初心者できないと嘆く人も、停滞している人もみんなすごい。ここまでやった自分を褒めて、またやっていきましょう。では、また。

 

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