スノーピーク【ファル2】設営&撤収まで解説【キレイな畳み方とは!?】
今回はスノーピークのファル2の設営をしていきたいと思います!!
テント設営ってコツをつかめば結構初見でできたりします。
山岳テントの基本中の基本をおさえれば他のテントにも応用できます!!
設営開始
サイズ:210×130×100(h)cm
重量:1,710g(本体・フレームのみ)
収納:本体ケース/φ17×33cm、フレームケース/11×50cm
すごくシンプルでポールは2本しか使いません。
2ルームだと6本使うものとかもありますから、2本はかなり楽な部類に入ります( ..)φ
まず、本体を広げていきます!!
広げると灰色のクロスしている部分があります。
これをスリーブといってポールを通す場所です。
まず、わかりやすいようにポールを置いてみましょう!!
ポールを置いてみるとこんな感じです!!
スリーブをたどっていくと必ずこのポールを通す穴があります!!
頑張って見つけて下さい!!
では、通していきましょう。
2本同じように通していけば自然にクロスする状態になります。
スリーブにポールを通してもらったら、最初この状態を目指します。
こんなポール曲げて大丈夫か??
と思われるかもしれませんが、ジュラルミンという、しなりに強いアルミ素材のポールなので大丈夫です。
カマボコみたいな形にできれば、もうほぼ完成です!!
コツは左手でポールを入れたいポケット先端部分を持ちつつ、右手でポールを押すようにしならせて、左手で持っている先端のポケットに入れるイメージです。
うーん、自分で書いていて全く伝わっている気がしません。笑
こんな感じのポケットが先端にあるので、ここに入れたいです。
では、カマボコにする作業が終わったと仮定して次に行きます。
カマボコにしていない方のポールはこんな感じで余ってます。
余ったポールを押すと自然にテントが立ち上がります。
この時、左手で生地を押さえつつ、右手でポールを押して下さい。
そして、先端にポールを差し込みます。
この時かなり力が必要になりますが、気合で入れて下さい!!
ポールが曲がりそうになりますが、本当に無理をしない限りそうそう曲がりません。
頑張って差し込んだら、、
完成です!!
伝わったかかなり不安ですが、慣れると1分程で設営できます!!
ペグについて
あとはペグを打つ作業に入ります。
ペグを打たないでいると飛ばされます。($・・)/~~~
これがデフォルトで付属しているペグです。
しかし、このペグだと刺さらないサイトがあります。
アルミだと軽量だけど強度がないです。
そこで念の為、鋳造ペグの代表ソリッドステーク20を4本くらい入れておくといいです。
テント本体の4隅は最低限ペグを打てるので安心です。
ただ重くなります。
ファルを持って行く時はかなり軽量にこだわっている時だと思うので、持ちすぎても本末転倒です。
なので、お守りで4本入れとくと精神的に楽です!!
ポールの扱い方
ポールの扱い方に少し注意点があります。
ポールは基本的に引かないで下さい!!
押すだけです!!
どういう事かというと、、
ポールってコンパクトにする為に折りたためるようになっています。
なので、ポールを引くとこんな感じですぐ外れます。
中に紐みたいなやつが入ってますが、この中の紐をショックコードといいます。
このコードでポールが繋がっている事によって、ポールを折りたたんでもバラバラにならないようになってます。
よくありがちなのが、2人で設営していて、よかれと思って片方の人がポールを引っ張るとビヨーンとショックコードが出てしまいます。
これに気付かずに設営をしてしまうと中途半端にポールがハマってしまい立ち上げ時にポールのめくれ、折れにつながります。
なのでポールは引っ張らず手伝うなら添えるだけがいいです。
そして、折りたたむ時は真ん中から折ってあげるとショックコードに負担をかけずに折りたたむ事ができます。
撤収
せっかくなので、撤収までしていきましょうか!
まず、ポールを抜きます。
引っ張らずに押し出すように抜いていきましょう。
抜き終わったらまずテントを2つ折りにして、ラグビーボールみたいな形にします。
これは下を合わせれば大丈夫です。
風が強かったら飛ばされないように端にペグを打って下さい。
ラグビーボールの両端を真ん中に向かって折りたたみます。
すると、ラグビーボール→サイコロになったと思います。
そして、両端どっちかを持って半分に折りたたみます!!
さらに半分に折りたたみますが、この時収納ケースを用意します。
収納ケースの幅に合わせる事によって、ケースに入らない事態を防ぐ事ができます。
あとは丸めて収納ケースに入れるんですが、空気が入っているとパンパンでケースに入りません、、
そこで、逆側に回りテントを丸めます。
なぜ逆にまわるかというと天井側から空気を抜いていかないと空気が溜まってしまうからです。
空気の出口に向かって膝で空気を抜きながら丸めていきます。
抜ききったら収納ケースに入れます。
これで撤収完了です!!
コンパクトですね!!
最後に
シェルター機能
ファル2はフライシートとインナーテントがトグルで付いています。
最初インナーテントとフライシートは別々になっていますが、一回トグルを付けてしまえば次回から付けなくてよくなります。
ファル2はフライシートにポールを通しているので、インナーテントを外してシェルターにする事もできますが、毎回外したりするのは手間なので基本付けっぱなしにしています。
ベンチレーション
ベンチレーションはこんな感じです。
空気の循環をよくする機能です。
大抵のテントには付いてます。
入り口は一か所です。
ファル3から後方にも出口がつき、二か所から出入りする事ができます。
※このカラーは廃盤ですが、現在の灰色カラーで出ているプロエアーラインとスペックは同じです。
まとめ
非常に軽量でコンパクトでソロキャンプライフには欠かせないテントです。
これからも大切に使っていこうと思います!!
テントは正しく設営、手入れをすればかなり長持ちするので愛情を持って使いましょう!!
では、また!!
※黄色は廃盤です。
※スペックは同じです。