【丸型?角型?】キャンプ用クッカーの選び方!なぜ値段に差があるの?
ソロキャンプを始めたいけど、クッカーの種類が多すぎて何を選んでいいかわからない。やたら値段が高いクッカーがあったり、形や重さが違ったり、、完全にお手上げ状態!めっちゃ気持ちわかります。そんな方のために、今回はクッカーの選び方や特徴を解説していきます。では、いきましょう。
- 【丸型?角型?】キャンプ用クッカーの選び方!なぜ値段に差があるの?
- クッカーにはそれぞれの良さがある
- クッカーの値段の差は素材や加工によるもの
- 【丸型クッカー】炊飯やお湯を沸かすのにおすすめ
- 【角型クッカー】炒め物などちょっとした料理をしたい人におすすめ
- 【ケトル】お湯を沸かすだけで十分な人におすすめ
クッカーにはそれぞれの良さがある
クッカーは形と素材に大きな違いがあります。それぞれ得手不得手があるので、状況によって得意分野が異なります。
丸型クッカー
クッカーといえば丸形を想像する人も多いと思います。丸型クッカーの特徴は中にガス缶を収納して持ち運べること。OD缶と呼ばれるアウトドアで使われる丸いガス缶は、丸型クッカーの中にぴったり収まります。
クッカーの中にガス缶を収納することで、荷物のかさばりが減り、ザックの容量に余裕が生まれます。荷物が限られる登山や徒歩でのキャンプなどに便利。バーナーもクッカーの中に収めればコンパクトに持ち運び可能。軽量の装備でキャンプすることが多いので個人的には1番出番が多いです。
角型クッカー
料理重視の人は角型クッカーがおすすめ。小さい丸型クッカーだと袋麺を半分に割って入れる必要がありますが、角型クッカーはぴったり袋麺が入るように作られているものが多いです。
角型の形状はお湯をそそぐときも超便利。ケトルほどの精巧さはありませんが、丸型よりも断然コントロールしやすいです。カップラーメンにお湯をそそぐときに、ドバっと大量に出て大惨事になる心配も少ないですし、コーヒーの抽出もコントロールしやすいです。
チャーハンなどの炒め物をするときにも使えるので、山頂やソロキャンプで簡単な料理をするなら角型クッカーがおすすめです。
ケトル
ケトルの機能は基本的に湯沸かしのみ。底面が広いので、水が熱に当たる面が多く、お湯が湧くスピードが早いという特徴があります。
料理なんてしないから、お湯さえ沸かせればOK!という人にはケトルがおすすめ。お湯が沸くスピードが早い=多少はガス缶の節約にもなるので、個人的には登山で使うことが多いです。登山やソロキャンプでは、お湯しか使わない場面も多いので、割と出番が多いクッカー。愛着の湧く見た目が好きです。
クッカーの値段の差は素材や加工によるもの
アウトドアショップに置いてある数多くのクッカー達。値段を確認すると2000〜10000円?なぜここまで価格差があるのでしょうか?ブランド価値で高くなっている場合もありますが、主な理由は素材や加工によるもの。まずは、素材の確認をしていきましょう。
素材 | 特徴 |
アルミ | 熱伝導率が良い |
チタン | 超軽量だが高い |
ステンレス | 丈夫だが重い |
/ | / |
このようにそれぞれ長所と短所があり、各々ののアウトドアスタイルによってクッカーの選び方も変わってきます。
アルミ
熱伝導率が良く、炊飯をするときにおすすめの素材。熱が1点集中せずにまんべんなく伝わるので焦げ付きにくいです。デメリットは強度が低いことで、固い地面に落とすと凹むことも。
ただ、凹んでも使用するのに支障があるわけではないので、見た目の問題です。使い勝手がよく値段も安価で、非常にバランスのとれた人気の素材。話題になったメスティンにもアルミが使われています。
ステンレス
強度が非常に高く、ガシガシ使っても大丈夫。熱に非常に強く直火でガンガン使用できます。デメリットは熱伝導率が低いことと重さ。直火中心の無骨キャンパーを目指すなら樹脂加工していないオールステンレスのクッカーがおすすめ。値段も安く手に入れやすいです。
チタン
最も高価な素材ですが、強度が抜群な上に超軽量なので、登山や徒歩でのキャンプに好んで使用されます。ただし、値段はアルミの2倍以上する場合もあり、手を出すのに勇気が必要。
強度が高く軽いのでデメリットはなさそうですが、熱伝導率が悪く、炊飯すると焦げる可能性が高くなります。おすすめはとにかく軽さにこだわる人。UL(ウルトラライト)キャンパーにおすすめの素材です。
テフロン加工
テフロン加工されているクッカーは基本的に値段が高くなります。同じメーカーかつ、ほぼ同じ機能なのに値段が高い場合は、テフロン加工している可能性があるので確認してみましょう。
テフロン加工は、炊飯や調理をする際に焦げ付きにくくなるので料理をする際に便利。特にフライパンはテフロン加工していと洗うときに楽です。
【丸型クッカー】炊飯やお湯を沸かすのにおすすめ
スノーピーク/トレック900
▼関連記事はこちら!
【自動炊飯】スノーピーク/トレック900+ポケットストーブなら失敗なし!?
コールマン/パックアウェイクッカーセット
▼関連記事はこちら!
プリムス/ライテックトレックケトルVSコールマンパックアウェイクッカー【比較】
プリムス/ライテックトレックケトル&パン
▼関連記事はこちら!
プリムス/ライテックトレックケトルVSコールマンパックアウェイクッカー【比較】
スノーピーク/ソロセット「極」チタン
【角型クッカー】炒め物などちょっとした料理をしたい人におすすめ
キャプテンスタッグ/角型ラーメンクッカー
ユニフレーム/山クッカー角型3
【ケトル】お湯を沸かすだけで十分な人におすすめ
トランギア/ケトル0.6
▼関連記事はこちら!
【シンデレラフィット】ケトル0.6がスノーピークのクッカーに!?
スノーピーク/ケトルno.1
▼関連記事はこちら!
【軽量ソロキャンプ 】男心をくすぐるスタッキング3選【UL入門】
コールマン/パッカウェイケトル
各々のキャンプスタイルに合わせてクッカーを選ぼう!
丸型、角型、ケトルそれぞれに得意分野があります。登山なのか?キャンプなのか?日帰りか泊りか?徒歩か車か?よく考えて後悔しないように、自分のスタイルに合ったクッカーを選びましょう。この記事が何かの参考になれば幸いです。では、また。