【BM-288】ベルモントの極厚鉄板ミニが最強のソロ用鉄板だった話

【BM-288】ベルモントの極厚鉄板ミニが最強のソロ用鉄板だった話

 

ついにマイ鉄板を買ってしまいました。

 

鉄板って重いし、かさばるし、軽量信者の自分は全く興味もなかったんですけど、あるキッカケで興味を持つようになりました。

そのキッカケというのは、「肉を上手く(美味く)焼きたい」という思いから。

 

というのも、ずっとテフロン加工の軽量フライパンを使っていたんですけど、これだとステーキを焼いたとき、中までぜんぜん火が通らなかったんですよね

しかも、テフロンとはいえ、めちゃくちゃコゲがひどくて、毎回洗うのが億劫になってきたんです。

 

そこで、思い切ってマイ鉄板を買ってみました。

自分にとっては大きな挑戦でした。まず、シーズニングがめんどくそうだし、部屋の掃除もロクにできない自分にできるのかと、、

 

そんな不安もありながら、人生1回きりだし、挑戦してみようということで、ベルモントの極厚鉄板ミニを買ったというわけです。

 

前置きが長くなりましたが、極厚鉄板ミニの魅力や手入れの仕方まで、ボリュームたっぷりで解説していこうと思います。

では、いきましょう。

 

 

ベルモント 極厚鉄板ミニをレビュー

 

 スペックサイズ/約130×130×8.5(板厚6)mm
重量/約0.7kg

 

早速開封していきます!

 

 

開封すると、かわいらしい鉄板と、白い収納ケース、そして、ハンドルの3点が入っていました。

最初の感想はかわいいー!という感想。

このミニサイズがめちゃくちゃかわいいし、愛着湧きそう。

1人分のステーキ肉を焼くなら最高の大きさかなと。もう、お気に入りな予感です。

 

 

このハンドルは着脱式で、なんとクレーパーになるという優れもの

スクレーパーというのは、もんじゃのヘラみたいにコゲを落とせるアイテム。

これは、素晴らしい発想だなと感心しておりました

 

本当は最初にシーズニングをしたんですけど、まずは極厚鉄板ミニの魅力を紹介します。順番が前後しますが、ご了承ください。

 

 

最初にやったことと言えば、もちろん、ステーキを焼く。ですね。

 

スーパーで売っていたステーキ肉をそのまま乗せてもちょうどいいサイズ感でした。

この豪快さがたまりませんわ

 

 

ちょっと鉄板に手を近づけると、とんでもない熱さ。

蓄熱性のすごさを肌で体験できました。これなら中までしっかり焼けるはずだ。

 

 

ナイフもスムーズに入っていきます!

柔らかくて、中までしっかり火が通っています。

この時点でテンションは最高潮に。最高のソロキャンプの相棒を見つけてしまった感覚でした。

 

 

極厚鉄板のシーズニング方法

 

さぁ、順番が前後してしまいましたが、箱の説明書通りにシーズニングしていきます!

 

~使用前の油ならし~

 

①鉄板を中性洗剤で洗い水分をふき取ります

 

はい、説明書通りに鉄板を中性洗剤で洗っていきましょう。

 

鉄板を出した時に匂いをかいでみたんですけど、錆止めのワックスが塗られていた関係で、めっちゃ不快な匂いがしました。

このまま使ったら食材にこの匂いがついてしまうので、最初に中性洗剤で洗う必要があるということですね。

 

 

洗い終わったら、キッチンペーパーで鉄板の水分をふき取ります。

 

②強火で加熱します。煙が出て鉄板が青白くなるまで加熱したら火から下ろします

 

強火で加熱していくと、だんだん鉄板の水分が完全に取れていきます。

煙はそこまで出なかったので、青白くなってきたかなという感覚を信じて、5分くらいしたら火から下ろしました。

 

③鉄板が少し冷めてから食用油を薄く塗ります

 

蓄熱性がすごすぎて、しばらく熱が冷めなかったんですけど、人肌くらいまでに落ち着いたら、キッチンペーパーに持参したオリーブを少したらして、うすーく鉄板全体に塗りました。

 

④少し多めの食用油でくず野菜を炒める(使ったくず野菜は捨てる)

 

この日の夕食は鍋だったので、食べれない芯の部分の野菜をもらって、炒めました。

 

⑤鉄板が冷めたら水洗いをします(中性洗剤は使いません)

 

くず野菜を捨てて、鉄板を水で洗います。この時に中性洗剤を使ってしまうと、またやり直しになるので、お気をつけください。

 

⑥再度火にかけ水分を飛ばし食用油を塗ります

 

これで、シーズニングは完了!

こっからステーキ肉を焼く画像に戻ります。

 

もっとめんどくさいと思っていましたが、非常に簡単でした。

 

~使用後のシーズニング~

 

最後に使用後のお手入れについても解説していきます。

 

①ハンドルに付いているスクレーパーでコゲ付きを落とします

 

ステーキなどを焼くとこんな感じでがっつり汚れるんですけど、これはスクレーパーで落とせばキレイに落とせます。

タワシとかを自分で用意しないでいいのが本当にお手軽でした

 

 

水をつけながらスクレーパーで落とせばこの通り。

キレイな鉄板の出来上がり。

 

③空焚きをして水分を飛ばし、鉄板が冷めてから食用油を薄く塗ります

 

焚き火をしていたので、ついでに鉄板もここで乾かすことに。

男らしく焚き火で豪快に空焚きしていきます。煤で汚れましたが、それもまたかっこいいってことで。

 

 

1晩でいい感じに育ちました!これが育てる楽しみってヤツかーと実感

これ、めちゃくちゃ愛着湧くなー。

 

④新聞紙や防錆紙でくるんで保管します

 

付属でこんな紙が入っていたので、それをそのまま使用して収納ケースにしまいました。いやー、鉄板いいっすねー。

 

鉄板を使うメリット

 

ステーキ肉が上手く焼ける

 

今回の目的でもあったステーキ肉。

普通のフライパンとは蓄熱性が違うので、中までめちゃくちゃキレイに焼けます。6mmの厚さはだてじゃないです。

鉄板は厚ければより多くの熱を閉じ込められるので、いいんですけど、そうなると重くなったりするので、それも考え物です。

なので、このサイズと厚さが自分のキャンプスタイルには合っていますねー。

 

フライパンより焦げつきにくい

 

テフロン加工のフライパンも持っていますが、結局肉を焼くとコゲつきます。

しかもコゲがなかなか取れないので、タワシで擦りまくって、結果フライパンが痛むという結末になってしまいました。

鉄板は水とスクレーパーだけでキレイに汚れが落ちるので、こんなところにもメリットがあるのかと、新たな発見がありました

 

育てる楽しみがある


自分だけのマイ鉄板は育てる楽しみがあります。

買う前は、シーズニングなんてめんどくさいだけだろ、と思っていましたが、実はめっちゃ楽しい作業でした

 

もちろん、これをデメリットとする人も多いかと思いますが、個人的にはこれが楽しかったです。

キャンプのヒマな時間を上手く消化してくれる感じがあります自然の中で無心でお手入れするのも乙かなと思った次第でございます

 

 

極厚鉄板ミニはソロキャンプの最高の相棒になる

重くなるから鉄板いらないんだよねーって人にもおすすめしたくなる、ソロキャンプ用鉄板の紹介でした。

この記事でフライパン派の人も鉄板の魅力をお伝えできていればうれしいです。

では、また。