スノーピークのダウンシュラフ(寝袋)【バクー350】を初洗濯してみた結果、、失敗!?

スノーピークのダウンシュラフ(寝袋)【バクー350】を初洗濯してみた結果、、失敗!?

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みなさま、どうも、、!!

 

へっぽこきゃんぱーです。

 

「そうだ寝袋を洗おう」

 

2016年に意を決して購入したバクー350。

キャンプ初心者には到底理解できなかった、4万円近くの寝具。

なぜ2千円ではダメなのか。

 

実際、ホームセンターで購入した2千円の寝袋で奥多摩の10月下旬にキャンプをしてみた。

結果、凍えながら「寝袋買おう、よし寝袋買おう、確実に寝袋買おう」と無意識に100回は唱えていただろう、くらいには寒かったので、バクーが手元に来た時は踊り狂いました。

 

あれから4年

 

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毎晩酒の肴にしていたバクーも4年という時を経て、キャンプ後は押し入れに突っ込まれるように。

人間とはなんて感情の移り変わりが激しい生き物なのでしょうか。

 

「ストリージバックでしっかり保管していた日々はどこに行ったんだ??」

 

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と、バクーがつぶやきます。

 

自粛期間もあって久しぶりに収納ケースから出したバクーはしわくちゃになっていました。

 

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・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

よし、新しいの買うか。

 

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バクーがにらみつけてきました。

 

 

 

 

 

 

 

「洗います、すみません。」

 

そうそう、洗うために出したのです。買い替えるためではありませんでした。

 

本題

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今回ダウンシュラフを洗濯するのはだったので、ネットで色々検索しながらの作業となりました。

試行錯誤しながら、ダウン寝袋を洗った手順をご紹介したいと思います。

 

手順 

1.寝袋を手洗いする。

2.洗濯機で脱水する。

3.乾燥機にかける。

4.陰干しする。

 

正直、検索すると色々情報があるので、正解がよくわからなかったです。

 

ナンガのカタログには手洗いで、陰干しでとしか書いてないし、

モンベルのホームページは乾燥機OKになってるし、

ブログもそれぞれやり方違うし、、

 

メーカーによって洗い方は異なる可能性はありますが、ダウンはダウンなので本質は変わらないはずです。

 

いろいろな情報を踏まえて、このやり方が良かった!!ということを公開していきます。

 

では、いきましょう。

 

1.寝袋を手洗いする

 

まず、しわくちゃになったバクーを救出すべく、浴槽に湯を張ります。

 

大きめのバケツで洗うことも可能ですが、浴槽が1番ラクです。

 

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・・・・・・・・・・・

 

で、どれくらい張ればいいんだ??

 

人間が普段つかるくらいまでは絶対いらないことはわかっていたので、大体バクーが全体浸かれるくらい張ります。

 

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これくらいでいいかな。

温度は30℃で足首が浸かるくらいまで湯を張りました。

 

ポイント
・足首つかるくらいまで湯を張る。
・お湯の温度はぬるま湯に設定(30℃くらい)

 

洗剤を投入する

 

アルカリ性の一般の洗剤はNGです。

 

理由
一般の洗剤で洗濯すると、ダウンのふくらみに必要な油分までとってしまうから。
 
刺激が強い洗剤を使うと、ダウンのふくらみが悪くなってしまいます。
 
ダウンを洗濯する時は、おしゃれ着洗いの中性洗剤(アクロンなど)か、ダウン用の洗剤(ニクワックスなど)を使用しましょう。
 
今回はグランジャーズというダウン用の洗剤を使用しました。
 

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乾燥ボールが3つ付いてくるとのことなので、購入しました。
 
 
 
家にアクロンはありましたが、せっかくなのでダウン用の洗剤を購入しました。
 
さて、湯も張ったし、洗剤を投入するか。
 

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・・・・・・・・・・・
 
で、どれくらい入れればいいの??
 

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このキャップに50ml入るらしいので、50ml×2を入れました。
 
ポイントダウンシュラフの洗濯でよくある失敗例は、洗剤の量が多すぎてダウンに残ってしまうパターン。これによりダウンが膨らまなくなることが多い。
 
いざ、投入!!
 

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おぉ!!泡立ちはじめました。
ちょっと物足りない泡立ちですが、これくらいがいいのでしょう。
 
いよいよ、バクーを浴槽に放り込みます。
 
えい!!
 

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普段人間が入る浴槽に寝袋を入れるのは不思議な気分になりました。
 
ひたすら、踏みまくります。
 
ポイント
あらかじめ寝袋の空気を抜いておきましょう。チャックはすべて閉めて、ドローコードもしっかり絞ってください。
 
抜かないと足で踏んでもなかなか沈んでくれません。
 

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踏んで、手で洗って、踏んで、手で洗ってをひたすら繰り返す。
 
昔の人ってマジで重労働だなと思いました。
これは辛い。
 
どうでも良いですが、トトロの洗濯シーンを思い出しました。
 

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洗剤が残らないようにすすぎはしっかりしましょう。

 

ポイント
すすぎはシャワーで3~4回くらい丁寧にすすぐ。
洗剤が残るとダウンが膨らまなくなり、失敗の原因に、、
 
こんなことをやっていると、もはや寝袋ではない別の物体になってしまいました。
 

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この姿をみて、いままで余裕だったのに急に不安になりだしました。
 

2.洗濯機で脱水する

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寝袋をはわせるようにして洗濯機に入れます。
 
この脱水なんですが、情報が多く迷いました。
 
脱水方法
・上記のように洗濯機で脱水する方法
・バスタオルで押しながら吸水する方法
 
僕は、洗濯機で脱水をしましたが、なんかダウンが寄ってしまいそうで怖かったんですよね。
でも、脱水は不規則に動くわけではないので大丈夫です。
ちなみにバスタオルで押しながら吸水する情報は洗濯機で脱水したあとに知りました。
 
では、脱水開始です。
 
・・・・・・・・・・・・
 
で、何分脱水すればいいの??
 
6分は怖かったし、1分は早すぎるだろと思ったので、間をとって3分にしました。
 
 
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スイッチオン。
 
・・・・・・・・・・・・・
 

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!?
 
4分
 
3分じゃないの?
 
なぜか、スイッチオンした瞬間4分脱水することになっていました。
あまりにスムーズに4分が表示されたので、抵抗する気力もなく4分脱水しました。
 

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まだ、そこそこ濡れています。
バスタオルだとさらに時間がかかりそうです。
 

3.乾燥機にかける

 
うちには乾燥機はないので、地元にある最先端のコインランドリーに来ました。
 

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コンランドリー初体験でした。
 
よく、わからないままとりあえず乾燥機に放り込む。
乾燥ボールも3つもしっかり投入しました。
 
これでふわっふわになるんだろうなー。
 
いざ!!
 

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結論から言うと一見乾いてるっぽいけど、完全には乾きませんでした。
 

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なんで???????
 
まわした時間は以下の通りです。
 
時間
・低温32分
・高温40分
・計1h12分
 
結構まわしたハズだけど・・・・
 
事前情報では、低温30分でかけて仕上げに高温10分かけるというものでした。
 
予定より30分も高温でまわした理由は、低温30分後に触ったら全然乾いていなかったからです。
 
これは焦りました。
 
あと、高温10分で乾くわけもないことはあきらかな濡れ具合。
 
でも、高温なら乾くのかな??
 
そう、思って高温で10分まわす。
 
濡れているー!!!!
普通に濡れてますがな。
 
ここで、泣きそうになりながら追加で30分まわしたわけです。
 
でも、ちょっとは戻ったかも。
 
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一見ふわふわですが、触ると濡れているところもあります。
 
これ以上高温でやると寝袋に悪そうだし一旦家に帰ることに。
 
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・・・・・・・・・・
 
これはやばい。
なんか所々ダウンが固まってるんですよね。
 
何が悪かったんだろうか??
 
原因
・脱水不足
・最先端コインランドリーの技術不足
 
これくらいしか、思いつきません。
地元の最先端コインラドリーの技術不足はありえないので、脱水不足か??
 
絶望感に浸りながら、ぐぐります。
すると、洗った直後は羽が固まってるけど乾いたらほぐれるという情報が。
 
数日~1週間は気長に陰干しする必要があるみたい。
マジか。
 

4.陰干しする

 
気長にという情報を信じて陰干しする。
 
なぜ陰干しなのか??
 
理由
ナイロン素材は紫外線のダメージを受けると劣化するので、日光はNG。
 
なので直射日光は避けてください。
 
陰干しをしつつ扇風機をかけて一晩待つ。
 
寝袋の運命はいかに、、
 

結果発表

 
寝袋を洗い、絶望していた結果。
 
なんと、、、、、
 
ふわっふわに復活しましたー!!!!!!!
 
 

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想像より良い状態に戻りました。

 
ふわっふわになるまでにかかった期間は丸2日です。
 
マジでよかったー。
 
今回わかったこと  
・乾燥機では完璧には乾ききらない。
・冬の乾燥した季節が良いのかも。
・風を当てることは超重要。
 
順番に深堀りしていきます。
 

乾燥機では乾ききらない

 
想定外でした。
一見乾いた感じに見えるけど、中のダウンは全然濡れています。
乾燥機のスペックによるのかもしれませんが、、
 
でも、乾燥機で完全に乾かなくても焦らないでください。
 
ここから陰干しをします。
 
マストアイテムは扇風機です。
 
多分扇風機がなかったらさらに時間がかかっていました。
 

冬の乾燥した季節が良いのかも

 
次の日晴れていたので、直射日光は避けて外の風に当てました。
 
夏だと湿度が高いので、もっと時間がかかっていたかもしれません。
でも、気温が高いので早く乾いた可能性もあるのでなんとも言えないですねー。
 

風に当てることは超重要

 
最後はダウンをほぐして平行に置いてさらに扇風機で風を当てました。
 
あの絶望的な状況から考えると思ったより早く復活したなーと思いました。
 
扇風機がよかったと個人的には思っています。
 

寝袋を洗う頻度

 
一般的には30泊~50泊したら洗濯のタイミングと言われています。
今までダウンの寝袋の洗濯にハードルを感じて避けてきていました。
 
4年使ったので、30泊くらいだったのかなーと思います。
 
でも、今回洗ってみて1年に1回は洗った方がいいのかなーと思いました。
 

洗った方がふくらみは復活する

 
実際洗った方がふくらみは復活します。
 
人は、季節に関係なく一晩に200mlの汗をかきます。
寝汗などを知らずにかいているケースが多く、その寝汗を羽毛が吸ってしまい寝袋が増量してしまいます。
重くなるわ、ふくらみにくくなるわ、いいことがありません。
 
そんなに手間も費用もかからないので、是非トライしてみてください。
 
費用&時間
・コインランドリー/900円
・乾かすのにかかった期間/2日
 

まとめ

 
いかがでしたでしょうか。
 
初の寝袋洗いの死闘を記録しました。
 
手間はかかるかもしれないけど、予想以上にふわっふわになるのでオフシーズンに洗う習慣をつけることをおすすめします。
 
慣れれば思ったより簡単に手入れができるはずです。
 
当初、洗濯は寝袋に悪いと思って二の足を踏んでいたのですが、やってよかったです。
 
保管はストリージバックに入れてふわっふわの状態を保っておきましょう。
くれでれも収納ケースに入れっぱなしで放置はダメですよ!!←どの口が言ってる
 
 
この記事が参考になれば嬉しいです。
 
では、また!!