ボルダリングで降りられない【クライムダウンで解決しよう】
まるで高い木に登ってしまった猫のようにゴールで立ち尽くす。
ゴールという木に向かって夢中で登ったは良いが、下を見ると恐怖で降りられない。
ジャンプしようにも怖すぎる。
その恐怖感わかります。笑
ボルダリングは登ったら降りなければならないスポーツです。
登ると降りるはセットになります。
正しい降り方をマスターしてケガなくボルダリングを楽しみましょう。
クライムダウンという方法
ボルダリングで降りる時は恐怖に打ちひしがれる必要はないです。
クライムダウンで降りましょう。
登山用語で使われていてロープを使わずに自分の手足だけで降りることです。
ボルダリングでいうとホールドを使って下まで降りることです。
そもそもジャンプで降りると腰に負荷がかかりケガをする可能性があり、おすすめの降り方ではありません。
ケガ以外にも、下に人が居る可能性もあります。
特に初心者の頃はプレイしている人の下に行ってしまって常連の人に注意されるケースもあります。
不要なケガや事故防止のためにもクライムダウンをしましょう。
クライムダウンのコツ
クライムダウンをする時は登る時と違ってホールドの指定はありません。
なので目で見て掴みやすいホールドを探して降りることもできますし、登ったコースと同じコースを降りるトレーニングもあります。
クライムダウンの効果
ゴールで疲労しきった腕で降りることによって腕をパンパンに追い込むことができます。笑
パンパンに追い込むことによって持久力が上がります。
トラバース課題(横移動)で長時間のクライミングをすることで得られる効果と同じ感じです。
そして、同じコースをもう1回降りるクライムダウンでは、登ることと降りることをセットでこなすことで課題を深く理解することができます。
登ったコースを思い出しながら降りることで頭の体操にもなったります。
クライムダウンは一石二鳥
ケガ防止とトレーニング効果があるクライムダウンはメリットしかありません。
ただ、適当に降りると隣で登っている人のコースに行ってしまったりするのでしっかりまわりを見ながら降りましょう。
いきなりゴールからジャンプするより1つでも下から降りた方が、腰の負担やケガ防止になるので下まで降りずとも、1つでも下のホールドに降りて体制を整えて降りるということを習慣にすると良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高所が怖くてもクライムダウンをすればトレーニングもできて安全で、メリットだらけのクライムダウンを是非取り入れてみて下さい。
ジャンプで降りれてしまう人もトレーニグだと思ってやってみてはいかがでしょうか。
登山でも登りは体力、下山は技術なんて言葉もありますが、クライムダウンを覚えるとボルダリング技術だけでなく、登山でも手足を使って降りる場面で大いに役に立つはずです。
余談ですが、ボルダリングやると登山技術も絶対に上がります。
いま登山をしている人もこれから登山をする人もボルダリングをすると大きなメリットがあります。
今回はクライムダウンについてでした!!
では、また!!