【熱燻と温燻?】スモークチップの種類も解説【キャンプ料理】
いつもと同じ食材なのにスモークするだけで、まるで違う姿になる。
そんな魔法少女のような魅力がスモークにはある、、
スモークするだけでこんなに美味いんだ!!
と、衝撃を受けました。
しかも、やってみると案外簡単で、外ごはんの可能性を広げてくれます。
ちょっとスモークでもやってシャレたお皿に盛り付ければ、間違いなくモテます。
モテるだけではなく、めちゃくちゃ美味いという一石二鳥の料理。
スモーク料理はお酒も進みます。
それでは、スモークの基本を書いていきます!!
スモーク料理の基本
熱燻と温燻、調理法の違い
熱燻
熱源を利用して、燻製を作ります。
スモーカー内にスモークチップを敷き詰め、高温&短時間で調理が可能です。
バーナー、炭で調理ができます。
魚やチキンなどの本格調理も可能に。
熱燻法
80~120℃で10分~2時間燻製します。
食材をあぶりながらいぶし、色付き薫りが良いです。
チップの使い方
チップそのものに火をつけるのでなく、受け皿などにのせ下から熱を加えて炙る事で煙を発生させます。
チップの量を調整して煙の量を調節出来ます。
長時間の燻製の場合チップを継ぎ足す必要あり。
スモークチップ
熱燻に使用する木材はスモークチップです。
木材を細かくしたチップ状のものです。
スモークチップは熱源がないと使えません。
温燻
温燻は熱源が不要です。
スモーカー内に発煙したスモークウッドを入れるだけなので、ダンボールでも可能です。
長時間かかってしまうので、サクっと済ませたい人には不向きです。
ベーコン、ソーセージ、卵などに適しています。
温燻法
50~80℃で1~2時間燻製します。
食材の水分を飛ばし、柔らかな舌触りに仕上がります。
スモーク入門に最適な方法です!!
スモークウッド
温燻に使用する木材はスモークウッドです。
木材を圧縮した棒状のものです。
スモークチップ&ウッドの種類
サクラ:薫りが強く肉料理に相性抜群です。
ナラ:色付きが良く、やや渋みがあります。魚介類におすすめ。
ブナ:スッキリとした薫りが特徴。魚介・肉に○
クルミ:肉に魚に練り物・・何でも使える万能選手。
りんご:甘い薫りがお子様にも○。鶏肉・白身魚など淡白な食材におすすめ。
ヒッコリー:クリミ科なので、こちらも万能選手。アメリカンBBQの定番。
ホワイトオーク:ウイスキー樽が原材料。薫りを活かすなら淡白な食材を。
また、ウイスキーの本場スコットランドではサーモンに使います。
おすすめスモーカー
では、おすすめのスモーカーをひとつずつ深堀りしていきます!!
コールマン/コンパクトスモーカー
定番商品ですね。
密閉性が高く、自宅で使用する人もいるそうですが、いくら密閉とはいっても薫香は絶対に残るので注意が必要です。
全体はステンレス素材です。
アウトドアで持ち運んでも大丈夫です。
中身は2段階になっています。
下に火が通りにくいもの、を置けば効率よくスモークできます。
収納ケース付きです。
SOTO/スモークポッドDon(ドン)
全体が陶器なので(フタは磁器)、そのまま持ち運ぶと割れやすそうです。
陶器製なので食材に熱をしっかり伝えつつ、滞留する燻煙であっという間に燻製が仕上がります。
中身の網は1段階なので、コールマンの方が一度にたくさん作れますね。
温度計を挿せる穴があります。
温度計付きです。
ケースは付属していませんが、オプションで別売しています。
キャプテンスタッグ/ログハウススモーカー
とりあえずこれがあればスモーカーを買わなくても、スモークとはなんぞや??
というのを体験することができます。
受け皿とスモークブロック付きなので、ライターさえあればOKです。
組み立てて、スモークブロックに着火してビールでも飲みながら待つだけですね。
これでスモークお試しをして、よかったらコールマンやSOTOのチップ用のスモーカーを買うことをおすすめします!!
温燻専用なので、お間違えないように!!
おすすめ料理1品
半熟タマゴのスモーク
【材料】
たまご...2~4個
めんつゆ...100cc
【下準備】
水とたまごを鍋に入れ火にかけ、沸騰後5分ゆでる。
冷水で十分に冷やし、殻をむいたタマゴをめんつゆに2時間程度漬け込み、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
【作り方】
1.鍋の底にスモークチップ(10g)を入れ、タマゴをのせる。
2.フタをして中火以下で7分加熱し、火を止め3分燻して完成!!
※熱燻調理です!!
おすすめデイキャンプ場
都内からでもアクセスしやすく、よく行くデイキャンプ場があります。
ここは無料で、テントも張れるし、焚き火台を使えば焚き火も可能!!
よく、タープの試し張りをしたり、焚き火をしたりしています。
電車でもアクセスはできますが、府中本町駅からちょっと歩きます。(15~20分)
※夜間の使用、泊まりはできません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スモークさえあれば料理ができなくても、同じ食材で違う味が楽しめます!!
スモークをキャンプや日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば嬉しいです。
では、また!!